ローズウィンドウペーパーは、光を透す、美しく着色された薄紙です。
トランスパレント紙と違って、コシはなく、とても繊細です。
何枚かの紙を円くカットし、丁寧に折りたたみ、慎重に図案を切抜き、広げ重ね
台枠に貼りあわせます。
どの工程も、息をつめるような集中した作業です。
それが完成し、光にかざした瞬間!
それまで、ただの切り紙細工だったものが
光をまとって、美しく輝きだします。
店でも一番人気の「手しごと」ですが、光にかざした瞬間、必ず皆さんから
「あぁ」という声があがります。
今までつめていた息と気持ちが、完全に開放されていきます。
本当に気持ちいい瞬間!
『はじめてのローズウィンドウ』(廃番)著者、中山真季さんは、
「ローズウィンドウを作ってているとき、ハートチャクラが浄化されている」と言い
「ローズウィンドウの本当の目的は、モノづくりの延長線上に"自分を癒すこと"」
と言っています。
そういうスピリチュアルな能力はないもので(*^_^*)「浄化されている」かどうか
定かではありませんが、癒されるのは確かです。
集中→開放の流れがそうさせるのか、
描きだす幾何学模様がそういう力を持っているのか
光のあたるところに飾ってください。それはそれはきれいです。
ローズウィンドウとは、ヨーロッパの教会で目にする幾何学模様をほどこした
ステンドグラスのこと。
薔薇窓とも、車輪窓とも呼ばれます。
この薔薇窓を紙で表現出来るようしたのが、ローズウィンドウクラフトです。
これまで沢山の方がハマって、何枚も作り続けて店に持って来てくださったりしています。
一度体験してみてくださいね!
「ハマった!沢山つくりたいわ〜」という方は、
ローズウィンドウ単色をどうぞ。
ローズウィンドウのつくり方は、
『クラフトワールド「クリスマス&ローズウィンドウ」』、
『はじめてのローズウィンドウ』をご覧ください。
『クリスマスクラフト&ローズウィンドウ』では大枠と小枠、『はじめてのローズウィンドウ』
では大枠のサイズの図案が紹介されていますが、図案を拡大/縮小コピーして、
ご自分の好きなサイズの作品を作ることができます。
(縮小率=作る枠の内径÷原図の枠の直径)