1つの唄で1冊の絵本を創ろうという小林衛己子さん(わらべうたを広く伝える活動。著書あり)
の案(!)でできたのが、このわらべうたえほんシリーズなんだそうです。
小林衛己子&ましませつこ…「わらべうた」の魅力を知り尽くしたお2人の強力タッグ
❤
どうりで素敵なはず(^_-)
「まてまてまて」は、あかちゃん〜幼児を”あそばせる”ことで身体の発達を促す
「あそばせ唄」の一つ。立派にわらべうたです。
実際「まてまてまて」って、あかちゃん大好きですよね。走れるくらい大きくなった子だって、
後ろからまてまてまて〜って追いかけると、なんて嬉しそうに逃げていくんでしょ。
ハイハイして自分で動けるようになった喜びと、「追いかけてきてくれる」という絶対の
信頼感からくる幸せ…
そんなものを全部かかえて逃げていく。
絵本のでは、はいはいで逃げるあかちゃんを、仲良しのぬいぐるみが次々追いかけてきます。
「まてまてまて」って
ぬいぐるみはだんだん増えていき…最後にママがみんなを抱きしめて、「つかまえた!」
大人でもキュンって幸せになります❤
このわらべうたえほんシリーズは、どの本もおしまいにとっても嬉しい気持ちになれます。
ちいさい人たちは、自分も絵本の中のどうぶつたちと遊んでいると感じるでしょうね。
ぜひ絵本を楽しみ、生活の中にもこんな優しいひとときを取り入れてくださいね。
出産祝いや小さな贈り物にもぴったりの本です。
同シリーズの
「ととけっこう よがあけた」「せんべいせんべいやけた」「ちびすけどっこい」もご覧ください。
サイズ:21×20cm ページ:24 発行2005/09
☛出版社の内容紹介より
ハイハイやアンヨが得意になった子どもたちは、追いかけてもらうのも大好き。「まて まて まて」は、そんな子にぴったりのわらべうたです。仲良しのぬいぐるみが次々追いかけてきて、最後はお母さんが「つかまえた!」。
☞ましませつこ
山形県生まれ。女子美術大学図案科卒業。広告デザインの仕事にたずさわった後、子どもの本の世界に入る。日本の伝統的な色使いの美しさと、モダンな感覚が調和した独特の画風で見る人を引きつける。作品『あがりめさがりめ』『あんたがたどこさ』『わらべうた』など