1971年、コールデコット賞オナーブック(次点)の作品。
この中の「おてがみ」は、国語の教科書に載ってるので、ご存知の方も多いでしょう。
我が家の子どもたちが、順に2年生になり、音読で読んできかせてくれました。
「がまくんとかえるくん」シリーズは元々大好きでしたので、「おてがみ」が音読になると
とっても楽しみでした。
がまくんもかえるくんも好きですが、このお話で一番好きなのは、かたつむりくんのセリフ
「すぐやるぜ!」です。
音読の間中、私はこのセリフが近づいてくるのをニマニマしながら待ち、かわいい声の
(2年生ですから!)「すぐやるぜ!」を聞いては幸せな気持ちになったものです。
〜う…ん、あれから何年…。大きくなりました。
…かたつむりくんが、”なに”をすぐやるのかは、本を読んでのお楽しみ❤
♫収録されたお話♫
はるがきた
なくしたボタン
おはなし
すいえい
おてがみ
サイズ:22×15cm 頁:64 発行:1972/11 出版社: 文化出版局
☛出版社の内容紹介より
仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。
☞アーノルド・ローベル
Arnold Lobel 1933年アメリカ・ロサンゼルス市に生まれる。 - 1987年 絵本作家。
主な作品
☞三木卓
1935年東京生まれ。 詩人、小説家、日本芸術院会員。
詩、小説、児童文学の各分野で優れた業績をあげ、受賞も多い。児童文学の翻訳も多く、特にアーノルド・ローベルのシリーズはロングセラーとなっている。ローベル作品以外の翻訳には「フレディ : 小さないのちの物語」「せかいのはてってどこですか? 」などがある。
『がまくんとかえるくん』シリーズは以下もあります。
「ふたりはいっしょ」、
「ふたりはいつも」、
「ふたりはきょうも」