昔話の数々の名シーンが『かるた』になりました。
魅力は、なんと言っても赤羽末吉さんの残した(残念なことに故人)絵を使った絵札です。
日本の昔話にこれほどぴったりくる絵はないんじゃないかと・・・全くの店主の独断ですが♪
赤羽さんの功績は世界的にも認められていて「国際アンデルセン賞」も受賞しています。
「児童文学への永続的な寄与」に対して贈られる国際的な賞で、受賞者は世界のそうそうたる顔ぶれ。
日本人の受賞は3人だけ。
ここに使われている絵は、福音館書店の「日本の昔話(全5巻)」に描かれた挿絵。
かるたで遊んだ夜は、「あのお話し読んで〜」も楽しそうです。
こんなに赤羽さんの絵が楽しめて1200円はお得な感じ。
もうちょっと絵札が大きいともっとうれしいんだけどなぁ・・・。
お正月に、子どもたちの集まりにぜひどうぞ
絵札・読み札 各45枚 カード寸法 6.3X8.8cm/箱寸法: 19x14x3 cm 発行 2006/10 出版社: 福音館書店
☛出版社の内容紹介より
人々の心の財産ともいえる昔話が「かるた」になりました。『かさじぞう』や『スーホの白い馬』でおなじみの赤羽末吉が『日本の昔話』(全5巻)のために描いた格調高い絵によって、昔話の魅力をあますところなく伝える、“昔話かるた”の決定版です。代表的な昔話50点を選んでありますが、昔話を知らない小さな子どもでも楽しめるよう、平易で簡潔な読み札にしています。
☞赤羽末吉
東京都生まれ。『かさじぞう』(こどものとも)に始めて挿絵を描き、50歳にして絵本画家デビューをした。以降、日本国内外から高い評価を得、1980年、それまでの全業績に対して、児童文学界において最も権威のある賞とされる「国際アンデルセン賞・画家賞」を受賞した。
作品に『スーホの白い馬』『かさじぞう』『こぶじいさま』『ももたろう』『王さまと九人のきょうだい』など多数。